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水無し印刷レポート 3.見学編

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ユウ 今回のテストはモノクロ機なんですね。
ケイ これが水無し印刷の版だよ。
水無し印刷専用版
ユウ 緑!? 超緑ですけど!
ケイ シリコンだよ。これが水無し印刷の版の最大の特徴だね。あ、テスト刷りが始まったぞ。
印刷中
ユウ おー緑の版が目立つなー。
ケイ あっち、もう刷り上がったものがあるみたいだぞ。
刷り上がり
ユウ 確かにちょっといつものより締まって見える……かも?
ケイ 普通の人は水有り印刷の刷り上がりと比べてみないとわかんないだろうね。分かる人に聞いてみれば?
丁度あそこに工場長がいるし。何事も勉強勉強。
ユウ はーい。工場長お疲れ様でーす。
今回のテストの準備ってどんなことしたんです?
工場長 3月位から業者さんとの打ち合わせを開始して、5月に本格的なテスト刷りに関しての下準備(実際に技術の方が来社し、機械の状態を把握する)、それで今日のテスト刷りって流れだよ。
ユウ さんがつ!今6月ですよ。随分な準備期間だったんすね……。
テスト刷りって、具体的にはどんなことを?
工場長 今回は事前に業者さんにデータを渡して版にして貰い、実際の仕事で使用している用紙を何種類か使用して印刷、湿し水を使って印刷する当社の通常の刷り物との比較をするという形でテストしてるよ。
ユウ 当日の準備はどんなことを?
工場長 今回はテストで使う印刷機には大きな欠点は確認されず、通常に印刷できる状態を保っていた事が幸いして、仕上げインキローラーのニップを少し軽くしただけで機械側のセッティングは完了したよ。
ユウ あの緑の版、ぶっちゃけどうなんです?
工場長 印刷中の版面は湿し水を使用していないのに版面のシリコン層がまるで水が上がっているようなテカリ方をするんだよ。
最初は絵柄に対してインキが決まりきってなかったり、部屋の温度に対してのインキの硬度が適切でなかったりと(最初は刷り物の汚れを懸念されて敢えて硬めのインキを使用)文字通り試行錯誤が暫く続いたけど、徐々にしっかり印刷出来てきたよ。
テカリ
ユウ ズバリ率直な感想を!
工場長 出て来た刷り物に関しては絵柄の文字部分の品質に対して写真部分が追い付いていない印象を受けたね。
ただ温度管理・インキローラーの冷却の問題等細部までの調整には手が届いていない部分もあったから、今回の刷り物が当社で水無し印刷をした場合の良し悪しを判断する材料には至らないかな。
ユウ まだまだこれからってところですね。
工場長 でも、今回の試し刷りで機械自体は単に「印刷する」ということに対しては申し分ない状態だということを把握できた事と、当社機械の水無し印刷への可能性が拡がって行くきっかけになる時間が作る事が出来たことを考慮すれば、非常に実りがあったといえるのではないかな。
まだ第一回目なのでこれからまだまだ煮詰める事が出来る箇所は沢山あるだろうね。
現在は業者さんからの報告を待っている状態だけど、報告があり次第次のステップに踏み出すべく準備を始めようと思ってるよ。
ユウ ありがとうございましたー!
ケイ どうだった?
ユウ 検討材料はまだ足りてないみたいですけど、手応えはあったみたいです。
今後どうなるか気になりますねー。
ケイ またテストするようなことがあればまた呼ぶから、見に来なよ。
ユウ あー、やっぱりそうなりますよねー。

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