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なになに力 編

ユウ 高倉健さんが亡くなりましたね……(´;ω;`)ウッ…
ケイ 「昭和の」というか、いろんな意味で最後の映画スターだった。
健さんの命日(11月10日)が奇しくも2009年に96歳で死去した俳優の森繁久彌さん、2012年に92歳で死去した女優の森光子さんと同じだったり……あと、ワンピースとも関係がある。
ユウ 新大将「緑牛」のキャラですか?
ケイ あーちがうんだ、尾田 栄一郎のほうの話で…。エーー……。
ユウ その話…長いんでしょ?
ケイ うん、そうだなぁ、話がそれるから今度にしよう。
で、健さんは大々的にニュースになっているけど、実は、この2週間前に赤瀬川原平が10月26日に亡くなっている。
まあ、比べちゃいけないんだが、全然話題になっていない。
ユウ それ、だれですか?
ケイ ありゃ、「千円札裁判」とか知らないかーー?
ユウ ああ印刷屋がヒマだとよく言うやつですね、「うん万円札刷ろっか~」ってやつですね(σ・∀・)σ
ケイ 1963年に印刷所で「千円札を印刷」して芸術作品を作ったんだ。これに対する裁判。
裁判は1967年まで。読売アンデパンダン展に出して、個展じゃ畳大に引き伸ばされた千円札を使った梱包作品とか、TVで生放送中に模造千円札を燃やすなんて、パフォーマンスとかね。
2004年の『美術手帳』赤瀬川原平特集の表紙に1円玉大量に混ぜた「おにぎり」作って「表紙」。
ユウ はあ、前衛ですか。
ケイ あと、『路上観察学会』もやってた。これもおもしろい、南伸坊・杉浦日向子・荒俣宏とか。
ユウ タモリの『日本坂道学会』は知ってます。
『タモリのTOKYO坂道美学入門』の前書きのハイデッガーの話おもしろかったです。高床式のバスはハイデッカー。
ケイ 「坂道」の14、5年前に出来てる。というか、こっちの流れのうちだろうな。
それに1998年に『老人力』という本で「老人力」って言葉をはやらした。
この「○○力」の流れはこの後ワンサと出てくる。
ユウ 『女子力』もある。でも元から『気力』『体力』『知力』っていうし、3文字なら 『理解力』『観察力』『集中力』『創造力』『忍耐力』…珍しくないでしょう?
ケイ でも、『断る力』『質問力』『現場力』『悩む力』『鈍感力』… とは、昔は言わなかった。
さらには『地頭力』『地道力』『空腹力』と何だかわからない。 『弁当力』ってなんだ?
こうやってみてくると、なんでも力をつければ、生きる「力」になるって事だろうなぁ。
裏を返せば、それらが「不足している」ということは間違いない。
ユウ なるほど、それに時代と環境が変わっているから、昔は当たり前だったことも「○○力」とでも言って、意識しないと実際には、ついていけないのかも……。
ケイ ステレオタイプの古い固定的なイメージのままだと、動いてる現実と合わなくなる。
ユウ 幼い頃、近所の男の子と戦隊ごっこに明け暮れていた女の子が、お父さんが乙女チックな「お土産」ばっかり買ってくると「えーブリッコみたい~」と文句言ってました。
ケイ それも「ステレオタイプ」で、女の子はこーゆーものが好きだろう、という安易な女性視点。
ユウ 先入観ともいえますね。マーケティングでも時代遅れの思い込みを頼りに判断すると消費者にアピールしない。
ケイ お客様第一、お客様の視点で~とか言っておきながら、製品主導のマーケ展開になってる。
ユウ コンビニじゃ売れないって言われてた「おにぎり」で革新的だったセブンの鈴木さんは、お客さんは新しいものから欲しがって後ろから取ろうとしている。
それなら、普通の先入れ先出しではなく、新しいものを前の方に並べちゃう。
ケイ あそこで言ってるのは、「顧客本位・顧客の目線で考え、売り手側の理屈で接するな」「従来と同じ方法は通用しない 常識を打ち破れ」「売れない原因に売れるヒントが眠っている、顧客の潜在的なニーズを的確につかめ」
ユウ だから圧倒的一番。
ケイ それも徹底しないと、お客様にわからないし継続できないから真似られないとこもある。
いずれにしても、固定的なイメージにとらわれると「老人扱い」「子供扱い」「理想のママ」扱いになって、そう言われた側は嫌がってマーケティングとしては失敗する、結局売れない。
ユウ そこで「革新力」「継続力」だ!
ケイ はあ、「確信できてないし」、「継続もできない」……って言ってるわけね。
ユウ 先入観ですぅー!ヽ(`Д´)ノ
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