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PDFの「X」ってなんだ!?

ユウ はい、これ入稿データ!
セイ 確認するので、ちょっと待っててください。……あ、これダメです。
ユウ え~!今度は何がダメなの?
セイ このPDF「PDF/X-1a」という形式で書き出されてます。惠友印刷は「PDF/X-4」形式を推奨しているので、書き出し直してもらってください。
ユウ この前PDFはマシンに関係なく誰でも使える便利なのって言ったのに……
セイ PDFにも色々種類があるんですよ。確かに、割と大きな印刷通販の会社はこの「PDF/X-1a」を推奨しています。何故かと言うと、この「PDF/X-1a」という形式は印刷するための形式としては間違いがないからなんです。通常、印刷はCMYKの4色を使うか、スポットカラーと呼ばれる特色を使います。
ユウ そんなのは知ってるよー。
セイ でも中には原稿作成時にRGBで作業していることに気づかないままPDFが書き出され、印刷に回るという恐れも出てきます。特に原稿作成に慣れていない人は。(じー……)
ユウ な、何……。
セイ ……いえ。で、「PDF/X-1a」という形式はCMYKかスポットカラーだけを扱うことが出来て、印刷で色味が変わる恐れのあるRGB画像を扱えないので、「PDF/X-1a」で印刷する限り「実はこれRGBで出来てました、だから色が合わないんですね」なんてことが起こり得ないんです。
ユウ ……ん?だったら、このままで良いんじゃない?
セイ と思うでしょう?でも、「PDF/X-1a」の弱点は昔からある故に、最近のAdobe製品についてくる「透明機能」への対応が不安定なんです。ぶっちゃけ、「PDF/X-1a」は透明機能に対応していません。なので、「PDF/X-1a」で透明機能を使ったPDFが上手く書き出されたら、運が良いと思ってください。
ユウ え、そんななの!?
セイ はい。「PDF/X-1a」で透明機能を使ったファイルを書き出すと、画像を埋め込むときに発生する分割線がプレビューに出てきます。これは気になりますよ~。
ユウ プレビューだけでしょ?なら良いじゃん。
セイ いえ、まれに出力まで反映されることがあります。印刷されて「何だ?この線」ってなりますよ。特に「Illustrator CS」「Illustrator CS2」でこの現象が多発しています。
ユウ マジで!?
セイ マジです。その点、我が社が推奨している「PDF/X-4」形式はしっかり透明機能に対応していますから、分割線はもちろんプレビューの段階から出てきません。ただ、「PDF/X-4」はRGBにも対応しているので、そこだけ注意しないとPDFプレビューと実際の印刷で色が合わないという事態になります。
ユウ なるほど……。
セイ それじゃあ、よろしくお願いします。
ユウ ほーい!(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
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